ついつい仕事の合間やのどが渇いたときにコーヒーやジュースを買ってしまいます
せっかく飲み物を買うなら、水よりも変わった飲料を買いたい、と思う人もいるかもしれません
また、水を飲むのは苦手!という人も聞いたことがあります
無意識にコーヒーを買って飲んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで、缶コーヒーやジュースを毎日飲んだ時の影響を健康とコストの面で管理栄養士の私が考えてみました
缶コーヒーやジュースを毎日飲んだ時のコスト
自動販売機やコンビニで売られている飲料は、100円~160円くらいです
そこで、その中間の130円の飲み物を毎日買った場合を計算してみます
1か月だと、130円×30日=3900円/月
1年だと、130円×365日=47450円/年
1日だと手軽に買える金額ですが、1か月、1年と積み重ねると、大きな費用になります
月に2回ほどランチに行けそうです
コーヒーなどは自宅で作って持っていくこともできます
自動販売機やコンビニで購入するのと自分で準備する値段の差は、「手間代を払っている」と考えるとよいです
・インスタントコーヒーやお茶などを自分で準備する手間を省き、
・欲しい時に
・冷えた・温かい飲みやすい状態で、
・すぐに飲むことができる
・しかも、持ち運びやすい容量を選べる
という付加価値を買っているということです
なので、自分で飲み物を準備して持っていく手間よりも、買う方が自分にとってコスパが良いと感じるのであれば飲み物を買うべきです
缶コーヒーやジュースを毎日飲むと、どれくらい太るのか?
毎日、砂糖入り飲料を飲んだ場合、どれくらい余分にエネルギーを摂取したことになるのでしょうか?
もし、毎日の食事から必要なエネルギーが摂れていて、摂取と消費エネルギーの収支が±0であった場合に、飲料からどれくらい余分なエネルギーを摂ることになるのか考えてみます
微糖などの糖質が比較的少なものだと12g/500mlの糖質、
ジュースなどの糖質の多いもので約55g/500mlの糖質が含まれています
糖質は1gあたり4kcalです
12gの糖質が含まれている飲料の場合、12g×4kcal/g=48kcal
55gの糖質が含まれている飲料の場合、55g×4kcal/g=220kcalになります
体脂肪を1㎏つけるためには7200kcalを余分に摂取する必要があると言われています
もし、糖質12gの飲料=48kcalを1か月飲み続けると、48kcal×30日=1440kcal
⇒つまり、1か月で200gの体脂肪をつけることになります
また、糖質55gの飲料=220kcalを1か月飲み続けると、55kcal×30日=6600kcal
⇒つまり、1か月で1㎏近い体脂肪をため込むことになります
脂肪1㎏の見た目は、ペットボトル約1L分だそうです
※これは理論値であって、実際は食事や運動によって異なります
逆に言うと、毎日砂糖入り飲料で余分なエネルギーを摂っていた人は、飲料を砂糖不使用に変えることで、理論的には1㎏の体脂肪を減らすことができます
体脂肪は筋肉よりも軽いので、体脂肪の量が増えると、筋肉で体重が増加したよりも太って見えます
砂糖入り飲料が習慣になっていて、以前よりも体重が増えたと感じる人は、砂糖入り飲料を控えてみると外見が変わるかもしれません
まとめ
毎日、缶コーヒーやジュースなどの砂糖入り飲料を飲むと、
・1か月で約3900円のコストがかかり、
・1か月で6600kcal余分なエネルギーを摂ると、
・体脂肪が1㎏近く増える
ということが分かりました
だたし、嗜好品として飲む、自分で用意するよりも買った方がコスパが良い、と感じるのであれば飲んでもいいのではないかと思います
毎日、砂糖入り飲料を無意識に飲んでいた人は、コストと健康の面でも見直してみると良いかもしれません
このサイトは「内面から美しく」なりたい人を応援するというテーマで発信しています
もし、私が飲み物を買っていたコストを削減し、他に使うとすれば、
・バランスの良い食事への改善
・その際に時短になるサービス
に使います
そうすれば、満足できるお金の使い方ができ、内面から綺麗になれるのではないかと思っています
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