れもんです!
今回は、元大学教員で管理栄養士の私が、「果物の摂取」を習慣化して、継続するポイントを紹介します
以前の記事で、1日に200gの果物の摂取が推奨されているのにも関わらず、日本人の多くは果物が不足していることを紹介しました
果物の摂取についての解説記事はこちら▼
「健康日本21(第三次)」では、果物の摂取量の目標値として1日200gと設定されています
しかし、今まで果物を食べてこなかった方にとっては、果物200gの目標を目指すことは難しいと感じると思います
果物200gの目標のハードルが高いと感じる方のために、果物の摂取を継続するためのポイントを紹介していきます
何か参考になれば嬉しいです!
果物の摂取を維持するためのポイント3つ!
果物の摂取を継続するためのポイント3つを紹介します
どれもすぐに実践できる簡単なものなので、できることから取り入れてみてください
旬の果物を取り入れる ⇒価格が安い傾向にある
スーパーの果物コーナーを見たことはありますか?
スーパーの果物コーナーを見てまわっているとわかるのですが、季節の果物は安い傾向にあります
「季節・旬の果物」は大々的に売り出されていることが多いです
例えば、
・春はイチゴ
・夏はもも、すいか、めろん
・秋はぶどう、柿
・冬はみかん
・グレープフルーツ、キウイなどの輸入品
といった感じです
旬の果物は安くなりますし、旬の果物を食べることで「イチゴが出てる!春が来たな~」というように、その季節を感じることができます
果物で季節を感じることができる頃には、皆さんの心に余裕ができているはずです
お得に果物を食べて、心も体も満たしてください!
果物を組み合わせる
果物200gといっても、1種類だとつまらないと思います
なので、果物100g+100gでいろんな果物を楽しむことをおすすめします
私のおすすめの組み合わせです↓
・イチゴ+バナナ(春)
・バナナ+キウイフルーツ(夏)
・ぶどう+柿(秋)
・みかん+キウイフルーツ(冬)
・冷凍ブルーベリー+バナナ+キウイフルーツ(一年中)
年中安いバナナやキウイフルーツ多めです(笑)
バナナやキウイフルーツをベースに、季節のフルーツを組み合わせています
一年中手に入って手軽に食べられる、冷凍ブルーベリーや冷凍マンゴーなどの冷凍フルーツもおすすめです
いろんな果物を組み合わせるといいね!
朝食・間食(おやつ)に取り入れる
いつも食べる量を適切に維持できている人は、果物を加えてしまうと、エネルギー摂取量が多くなる場合があります
そういう方は、朝食や間食(おやつ)に果物を取り入れることをおすすめします
例えば、
・ヨーグルト+はちみつや砂糖 ⇒ はちみつや砂糖の代わりに果物
・間食でお菓子 ⇒ 果物
といった感じです
ヨーグルトにはちみつや砂糖を入れて食べていた人は、その代わりに果物を入れて、果物の甘味でヨーグルトを食べるとおいしくいただけます
また、間食でお菓子を食べていた人は、その代わりに果物を食べることで、ビタミンや食物繊維などの栄養素を補うことが可能です
果物は食物繊維が含まれているので、お菓子だと食べた気がしなくてたくさん食べてしまう人も、果物だと満足できるのではないでしょうか
取り入れられるところからやってみてください!
健康資産について考える
果物は少し高価に感じるかもしれません
ですが、いつも買っているお菓子をフルーツに変えることはできませんか?
おそらく、ポテトチップス1袋=キウイフルーツ1個 で買える値段だと思います
お菓子をフルーツにすることで、「またお菓子食べてしまった!」と罪悪感を感じることが少なくなり、自分の心を満足させることができると思います
自分の心と体を喜ばせるために、日々より良い選択ができるといいな!と思っています
一緒に、どんどん行動して「内面から美しく」を目指しましょう~!
参考文献
・令和元年「国民健康・栄養調査」の結果
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14156.html
・「健康日本21(第三次)」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001122156.pdf
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